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1月8日現在、既に全国のおよそ8割で初雪を観測していますが、都心ではまだ初雪の観測はありません。都心の初雪の平年日は1月3日。都心でもそろそろ・・・かもしれません。

全国のおよそ8割で既に初雪

年末寒波の影響で、昨年12月28日には各地から一気に初雪の便りが届き、今シーズンはこれまでに全国のおよそ8割で初雪が観測されました。すでに、四国は全4地点で観測、九州も7地点中4地点で既に観測されています。1月8日現在、まだ初雪が観測されていないのは、関東甲信(東京、横浜、千葉、谷、水戸、甲府)、東海(静岡)、近畿(奈良)、九州(大分、宮崎、鹿児島)です。都心の初雪の平年日は1月3日。昨シーズンは12月31日、一昨年シーズンは11月24日と、平年より早い観測でしたが、今年はすでに平年日を過ぎています。

あす関東南部でも雪が舞うかも?

きょう8日は強い冬型の気圧配置で、北海道から東北の日本海側と北陸を中心に雪が降っています。一方、関東など太平洋側はほとんどの所で晴れています。しかし、今夜からあす9日にかけて強い冬型の気圧配置と寒気の影響で、関東でも北部の山沿いを中心に雪が降り、平地でも積雪となる所がありそうです。関東南部でも北よりの風が強まって、雪が舞ったり、みぞれになる可能性があります。まだ今シーズン雪が降っていない所からも新たな初雪の便りが届くかもしれません。ただ、雪が舞っても一時的で、積もることはなさそうです。

初雪の観測も自動化に!?

きのう7日の気象庁の発表によると、これまで人の目視で行ってきた晴れや曇りなどの天気や大気現象、及び視程の観測ですが、いよいよ2月1日12時から自動化されることになりました。これに伴い、目視で行ってきた初雪の観測も降水と気温・湿度から自動的に判別されて発表されることになりました。対象となるのは、関東甲信の水戸・宇都宮・前橋・熊谷・銚子・横浜・甲府・長野の8地点。ただ、東京はこれまでと変わらず、目視による観測が継続されるということです。自動化予定の所も今月中はまだ目視による観測になるため、平成最後の初雪が目視の観測になるか、こちらも注目です。