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6日(日)は「小寒(しょうかん)」寒の入り。9日(水)の最高気温は広く真冬並みの予想。この先は気温の変化が大きく、3月並みとなる日もあるでしょう。東北は雪ではなく雨の日も。

週中ごろ 強い冬型 でも次第に暖気流入

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6日(日)は二十四節気の「小寒(しょうかん)」、1年で寒さが厳しい日が続く時期に入ります。8日(火)は北日本付近の上空およそ1500メートルでは雪の目安とされる氷点下6度以下の寒気が流れ込むでしょう。9日(水)は強い冬型の気圧配置となり、上空1500メートル付近で氷点下6度以下の寒気は本州の南まで下がる見込みです。ただ、この強い寒気は長くは続かず、10日(木)には南から暖かい空気が流れ込みそうです。11日(金)は大陸から日本の南に前線がのびるでしょう。12日(土)から13日(日)にかけて本州の南を低気圧が東進する見込みです。

8日は3月並みの所も 9日は真冬並みに

この先、気温の変化が大きいでしょう。8日の最高気温は関東から九州では平年より高く、3月上旬並みとなる所もある予想です。9日は一転して、広く真冬並みに。北海道では全道で0度未満の真冬日、全国のアメダス地点のおよそ半数で5度以下となる予想です。この寒さは続くことなく、10日には全国的に平年より高くなる見込みです。北海道や東北でも3月並みとなる所があるでしょう。そして11日から12日にかけては、関東から九州はほとんどの所で10度以上、北陸でも10度以上となる所がある予想です。寒さ対策ばかりではなく、気温の変化に気を配る必要がありそうです。

天気の変化も大きい 雪と雨の予想

北陸から東北の日本海側の雪は、8日の午後から次第に強まる見込みです。近畿の太平洋側や東海にも雪雲が流れ出し、近畿の日本海側や山陰も山沿いを中心に雪が降るでしょう。東北の太平洋側も9日にかけて広く雪となりそうです。ふぶいたり、降り方が強まったりするでしょう。一気に積雪が増える恐れがあります。10日は、雪は一旦やむ所が多いですが、北陸には雨雲がかかり、東北も日本海側で平地では雪ではなく雨が降りだす所があるでしょう。山沿いでは湿った雪やみぞれとなりそうです。太平洋側は晴れる所が多い見込みです。11日は、北海道の日本海側やオホーツク海側に雪雲がかかるでしょう。東北や北陸の雨は雪に変わる所もありますが、やむ傾向です。近畿の日本海側や山陰は雨が降ったり止んだりでしょう。12日は、北海道の雪は次第に弱まり、東北から山陰の雨や雪もやむ所が多いでしょう。九州では南部を中心に雨が降りそうです。今のところの予想では南岸低気圧は陸地から離れて通り、広く雨とはならないでしょう。日差しの届く所が多い見込みです。13日は関東に雨雲がかかりますが、沿岸部が中心となりそうです。日本海には低気圧が発生する可能性があり、北陸や東北で雨が降るかもしれません。