高温で始まった12月 なぜ激変? 今後は 〈tenki.jp〉|AERA dot. (アエラドット)

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高温で始まった12月 なぜ激変? 今後は

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29日(土)、日本海側を中心に雪が降り続いています。師走の初めは夏日が続出していたというのに、わずか数週間でこの変わり様。12月のまとめと今後の見通しです。

12月として記録的な高温から真冬の寒さ

12月は、全国的に師走とは思えない暖さで始まりました。4日の最高気温は、25度以上の夏日となった所が全国のアメダス地点926地点(富士山と南鳥島を除く)のうち66地点となりました。沖縄の宮古空港では29度8分まで上がり、12月として全国の観測史上最も高い値を更新。東京の練馬で25度0分と、14年ぶりに関東で12月の夏日となりました。
8日は、全国的に北よりの風が吹き、厳しい寒さとなりました。最高気温は鹿児島で9度0分、福岡で7度7分、松山で7度8分、広島で6度8分と、九州や四国、中国地方でも10度に届かず、真冬並みに。四国や九州でも山で雪が積もりました。また、北海道ではアメダスの全地点で0度未満の真冬日となりました。東北では大雪になり、山形の鶴岡市櫛引では一日の日降雪量が71センチに達し、1982年の観測開始以来、一日としては通年で最も多い降雪量となりました。
冬本番を思わせたものの、中旬以降も寒さの緩む日が度々。22日の冬至には最高気温が高知で21度5分、鹿児島で23度0分など、四国や九州の所々で20度を超えました。那覇では26度2分と夏日になりました。

日本付近で季節のせめぎ合い その間に北極では

12月初めは日本付近で偏西風が北へ蛇行し、北極から流れ出す上空5500メートル付近で氷点下42度以下の真冬の寒気はシベリアどまりとなっていました。日本付近の偏西風の北への蛇行は続くことなく、北極から流れ出した寒気は度々日本列島へ。それでも、上空5500メートル付近で大雪の目安とされる氷点下36度以下の寒気は、12月中旬になっても東北北部付近まで、日本付近で季節のせめぎ合いが続きました。その間に北極では、しっかりと寒気を蓄積しており、これが寒波となって年末に日本列島へ。

28日 寒波襲来 強い冬型の気圧配置に

28日から、日本列島に寒波襲来。当初の予想では上空5500メートル付近で氷点下36度以下の寒気は北陸付近まで南下する予想でしたが、マリアナ諸島付近で活発となった対流活動が西日本付近で偏西風をやや北へと押し上げるなどの影響で、今回も東北付近までとなりました。ただ、地上では日本付近は西高東低の冬型の気圧配置が強まり、寒気の流れ込みやすい場となりました。上空1500メートル付近で氷点下9度以下の今季最も強い寒気が、本州の南まで流れ込み、日本海側を中心に大雪や吹雪に。積雪の深さは、青森県酸ケ湯で2メートルを超え、そのほか北陸から北海道の日本海側の山で100センチを超えました。

1月の天候は?

年始にかけて日本付近は冬型の気圧配置が強まりやすく、寒波の影響が続く見込みです。日本海側を中心に雪や雨の日が多いでしょう。北極では上空5500メートル付近で氷点下42度以下の強い寒気を再び蓄え始めています。1月中旬ごろは北日本を中心に冬型の気圧配置が強まる予想です。北海道や東北では寒気の影響を受ける可能性があり、日本海側は平年と同様に曇りや雪の日が多いでしょう。東日本や西日本では、寒気の影響を受けにくい見込みです。北陸から山陰では、平年に比べて曇りや雨、雪の日は少ないでしょう。関東から九州の太平洋側は平年と同様に冬晴れとなる日が多い見込みです。


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