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東北地方では、日本海側を中心に大雪やふぶきで、強い寒気の影響で山沿いを中心に積雪の多くなっているところがあり、太平洋側でも雪雲が流れ込んでいます。この状態は、あさって30日(日)にかけて続く予想です。除雪作業は長期戦になりそうです。

続く大雪、ふぶき

強い冬型の気圧配置で、強い寒気が居座る状態は30日(日)にかけて続く予想です。東北地方では、日本海側を中心に断続的に雪が降るでしょう。雪の降り方は、雷を伴って強まるおそれもあります。気温は、北部を中心に日中でも氷点下のところが多く、降った雪は解けにくく、積もる雪も次第に深くなりそうです。

除雪作業中の事故に注意!!

30日(日)にかけて断続的に降る雪の影響で、除雪作業も頻繁に行うところもあるかと思いますが、作業中の事故にはくれぐれもご注意ください。作業の慣れている地域でも、屋根の雪下ろし中の落下、雪かきの最中に用水路や側溝の位置が分かりにくく足を滑らせたりと、除雪作業には危険が伴います。出来るだけ二人以上で作業するなど事故を防ぎましょう。

農業施設への被害に注意!!

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山形県上山市のさくらんぼ農園の様子(28日8時半頃)です。さくらんぼの枝に着雪がみられ、着雪が多くなれば、重みで枝が折れてしまったりするそうです。また、上山市はラ・フランスの名産地でもありますが、実をならす鉄線で出来た棚が雪の重みで潰れて、木が曲がってしまったりと、大きな被害が出ることもあります。

帰省は、移動時間に余裕をもって

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今週末は帰省で移動が多くなるかと思います。気象情報、交通情報はこまめに確認して、いつも以上に時間に余裕をもった行動を心がけましょう。積雪のある地域では、路面状態は圧雪、凍結、シャーベットのところも多く危険です。車の運転をなさる方はスピードを落としていつも以上に安全運転で、また、ふぶきで見通しの悪いときには無理をしないようにしましょう。天気は荒れますが、気持ちは穏やかに年越しを迎えたいものですね。