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年末寒波の影響で、日本海側は、たった半日で、雪が50センチ以上降った所もあります。関東北部の標高の高い所でも、28日の朝の積雪が50センチを超えています。太平洋側でも、高知で初氷を観測しました。日本海側では30日頃にかけて積雪は更に増えるため、交通機関の乱れなどに警戒が必要です。

豪雪地帯でも 急に大雪に

日本付近には「年末寒波」がやってきているため、日本海側では昨夜から今朝にかけて、雪がどんどん積もっています。新潟県湯沢町では、28日午前6時までの12時間で、51センチの雪が降りました。27日の朝は積雪が0センチだったのに、28日の朝は50センチくらい雪が積もり、豪雪地帯でも急な大雪に見舞われています。

関東北部でも 積雪50センチ以上

今回は寒気が強いため、関東北部の標高の高い所でも、大雪になっています。群馬県みなかみ町藤原では、28日午前7時の積雪が、今シーズン1番の52センチに達しました。群馬県草津町では、今シーズン初めて、積雪が15センチを超えています。

「年末寒波」の影響 太平洋側にも

そして「年末寒波」は、すでに太平洋側にも影響を及ぼしています。28日朝は、高知市で「初氷」を観測しました。平年より21日遅く、昨年より22日遅い観測です。また、広島市や福岡市でも、今シーズン1番の冷え込みとなりました。

大雪の注意点

日本海側では30日頃まで雪が続くので、積雪が更に増えるでしょう。大雪によって交通機関に影響がでる恐れがあります。また、風も強いので、猛ふぶきや、ホワイトアウトになって見通しが悪くなると、車が立ち往生したりしてしまうことも考えられます。立ち往生に備えて、スコップや毛布などを用意するのもオススメです。関東でも、北部の標高の高い所へお出かけの方は、早めに冬用のタイヤを用意したり、チェーンをつけるなど、冬の装備は万全にして下さい。路面の凍結やなだれにも、十分な注意が必要です。お出かけの際は、最新の気象情報や交通情報を、ご確認下さい。