メイン画像年末は、日本の上空に今シーズン一番の強烈な寒波が流れ込む見込み。暖かさが目立った2018年でしたが、関東も厳しい寒さで締めくくりとなりそうです。
今季一番の強烈な寒気
画像A27日頃から日本付近は強い冬型の気圧配置が予想されています。上空には大雪を降らせる目安となる寒気(5000m付近でー36度以下)が秋田付近まで流れ込むでしょう。今シーズン一番の強烈な寒気となりそうです。「年末寒波」で北日本から西日本の日本海側を中心に大雪で荒れた天気となるでしょう。一方、関東などの太平洋側は大晦日にかけておおむね晴れそうです。
都心も氷が張るほど冷えこむ
年末は晴れる関東地方ですが、注意したいのは28日頃からの厳しい寒さ。都心では、今シーズンこれまでに朝、最も冷え込んだのは、初霜を観測した12月16日の0.4度。しかし、年末にかけてこれ以上に低くなり、都心でも氷が張るほど強い冷え込みとなることもありそうです。日中の最高気温も都心では5.8度までしか上がらなかった日もありましたが、この日と同じくらいの厳しい寒さになることもあるでしょう。暖かさが目立った2018年でしたが、年末は厳寒で締めくくりとなりそうです。
関東以外へお出かけの方も防寒対策をしっかり
年末年始、帰省や旅行で地方へお出かけの方も寒さには注意が必要です。特に28日は北海道ではほとんどの所で一日中氷点下の真冬日に。普段寒さに慣れていない方は、体に堪えるほどの寒さとなりそうです。沖縄もつい先日まで夏日になった日もありましたが、年末年始は20度に届かない日が続きそうです。全国どこへ行っても寒さが厳しいでしょう。年末イベントも多く、人の多い所へ出掛けることも多いかもしれませんが、お出かけの際は防寒対策はもちろん、インフルエンザや風邪などにも十分お気を付けください。