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28日(金)は強烈寒波が襲来。北海道や東北の日本海側、北陸は大雪や大荒れに。記録的な寒さも。四国や近畿でも雪が降りそう。この寒気の影響は長引く恐れ。大陸には次の寒気!?

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24日 北海道・東北は大荒れ 全国的に冷たい風

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24日(月)は、日本の東で低気圧が発達し、北日本を中心に冬型の気圧配置となるでしょう。上空1500メートル付近で、平地で雪の目安とされる氷点下6度以下の寒気は北陸付近まで南下する見込みです。全国的に北または西よりの風が強めに吹くでしょう。北海道や東北は雪が降り、大荒れの天気となる恐れがあります。北陸も午前中を中心に雪や雨が降り、降り方が強まることがあるでしょう。雪による路面状況の変化にご注意下さい。近畿北部や山陰は雲が多く雨の降る所があるでしょう。一部の山では雪がまじりそうです。関東から九州は、晴れ間の広がる所が多いでしょう。沖縄は気圧の谷の影響で、午前中を中心に雨が降る見込みです。最低気温は近畿から九州は、けさ(23日)と比べると5度くらい低くなる所があり、全国のアメダス地点のおよそ半数で0度未満の冬日となる予想です。最高気温は、北海道から北陸で真冬並みとなるでしょう。関東から九州、沖縄も、ほぼ平年並みと師走らしい寒さとなりそうです。風が冷たいでしょう。

25日 風おさまる 26日 広く曇りや雨、北海道や東北は雪

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25日(火)は、本州付近は移動性の高気圧に覆われるでしょう。上空1500メートル付近で氷点下6度以下の寒気は、夜には東北北部付近まで北上する見込みです。風は収まる所が多いでしょう。北海道や東北の日本海側、北陸の雪も降り方が弱まり、一旦やむ所が多い見込みです。ただ、夜は気圧の谷の接近で、再び雪や雨となりそうです。北海道や東北の太平洋側、関東から九州は、晴れる所が多い見込みです。26日(水)は、高気圧は日本の東へ中心を移す見込みです。日本付近に南から湿った空気が流れ込むでしょう。九州から近畿は雨の降りだす所があり、東海や関東も雲に覆われるでしょう。東北や北海道には日本海から雪雲が流れ込みそうです。25日から26日にかけて、空気はヒンヤリしたままの所が多いでしょう。

28日以降 日本海側 積雪が増える恐れ 交通障害に注意を

27日(木)は、日本付近は次第に冬型の気圧配置となるでしょう。28日(金)にかけて上空1500メートル付近で氷点下6度以下の寒気は本州の南まで下がる予想です。上空5500メートル付近では大雪の目安とされる氷点下36度以下の寒気が、今季初めて北陸付近まで南下するでしょう。北海道や東北の日本海側、北陸は雪が降り、大雪や大荒れのおそれがあります。一気に積雪が増えることもあるでしょう。28日以降は、近畿北部や中国地方も雪で、雪雲は太平洋側にも流れ出すでしょう。九州の平地でも雪となりそうです。全国的に風が強く吹くでしょう。厳しい寒さとなり、北海道や東北、北陸では、最高気温が12月として記録的に低くなる所もある予想です。

2018年2月の大雪の寒気に匹敵

今年(2018年)2月3日から8日にかけて日本海側で大雪となり、北陸でおよそ1500台の車が立ち往生したことは記憶に新しいことでしょう。福井で37年ぶりに積雪が140センチを超え、普段雪の少ない九州や四国などでも山を中心に大雪、平地でも徳島で4センチ、福岡、長崎で1センチの積雪となりました。この時、北陸付近の上空およそ5500メートルでは氷点下36度以下の寒気が3~4日間、流れ込みました。今回は上空5500メートル付近の強い寒気の流れ込みが続くことは、今のところ予想されていませんが、地上付近では冬型の気圧配置が続く見込みです。雪は降り続き、積雪が一気に増えるおそれがあります。交通障害に注意が必要で、帰省など車で移動の場合は、数日の食料や暖をとれるものを用意しておくことも必要かもしれません。今後の最新の気象情報を確認し、予定変更も想定しておくなど無理をしないようにしましょう。

北極の寒気 次々に南下?

季節の進みはゆっくりと思われていましたが、北極では、しっかりと寒気が蓄えられています。これが28日頃に日本列島に寒波となって襲来する見込みです。ちょうどその頃に、次の寒気がシベリアへ流れ出す予想となっています。年始のUターンの際も、気象情報、交通情報をしっかりと確認する必要があるかもしれません。