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28日(金)は強烈な寒波が襲来。12月として記録的な強さが予想されます。太平洋側にも雪雲が流れ出すでしょう。交通機関が乱れることも考えられます。雪への備えを。

年末の寒波 どのくらいの強さ?

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上図のように上空1500メートル付近では、24日(月)に寒気の流れ込みが予想されています。27日(木)から流れ込む寒気はそれ以上に強く、28日には日本列島は平地でも雪の目安とされる氷点下6度以下の寒気に覆われるでしょう。上空5500メートル付近では、氷点下42度以下の寒気が東北北部まで流れ込む見込みです。今季一番どころか、12月として記録的な寒波となりそうです。大雪の目安とされる氷点下36度以下の寒気は、今季初めて北陸付近まで南下するでしょう。

太平洋側の地域も雪への備えを

28日(金)は、広く西または北よりの風が強く吹く見込みです。日本海側は雪が降り、ふぶき、平地でも降り方が強まるでしょう。近年で、12月に東北北部に氷点下42度以下の寒気が流れ込んだのは2014年12月13日で、この時、四国や東海など太平洋側の一部でも雪が降りました。今回は、それ以上の寒気となる可能性があります。雪に慣れていない太平洋側の地域にも、雪雲が流れだすでしょう。雪や暴風による交通機関の乱れも考えられます。予定変更などを想定して、無理のないようにしましょう。