メイン画像
メイン画像

22日(土)は、この時期としてはめったにない高温に。24日(月)は師走らしい寒さに戻り、北海道や東北では大荒れの恐れ。27日(木)以降は今季最も強い寒気が流れ込む予想。

あすの天気

画像A
画像A

高気圧が東日本付近を東へ移動する見込みです。西日本付近には南から湿った空気が流れ込むでしょう。九州の南には前線が停滞する見込みです。
沖縄は午前中は雲が多いですが、午後は日差しが届きそうです。九州南部は一日を通して雨が降りやすいでしょう。九州北部も雲が広がり、雨の降る時間帯がありそうです。四国は朝は晴れますが、天気は下り坂に向かいます。早い所は昼過ぎから雨が降り出すでしょう。中国地方も晴れから曇り空に変わり、夕方以降は雨が降る見込みです。近畿は日差しが届く見込みです。雲が広がるのは昼過ぎからで、夜遅くに雨が降るでしょう。東海は日中は晴れる見込みです。夜遅くは所々で弱い雨が降るでしょう。関東は青空が広がる見込みです。風は北よりから次第に南よりに変わるでしょう。北陸は明け方まで雨や雪の降る所がありますが、日中は晴れ間が広がる見込みです。夜遅くに雨雲のかかる所がありそうです。東北は多少雲が広がる程度で、晴れる時間が長いでしょう。風は比較的穏やかになりそうです。北海道も太平洋側を中心にたっぷりの日差しが届く見込みです。最低気温は、けさ(20日)と同じくらいか、やや低くなる所が多いでしょう。南から暖かい空気が流れ込む九州は、内陸でも強い冷え込みはなく、11月上旬並みの所もある見込みです。
最高気温は、全国的に平年より高くなるでしょう。沖縄は25度以上、九州から近畿は15度以上となる所が多い予想です。北海道でも0度未満の真冬日になる所は少ないでしょう。

あさって以降の天気 年末に寒波到来か

22日(土)は冬至。「冬中(ふゆなか)、冬初め」というように暦の上では冬の真ん中で、本格的な寒さはこれからです。22日は、この時期としてはかなりの高温となる所がありますが、そのあとは季節は順調に進みます。ゆず湯に入って血行をよくするなど、厳しい寒さに備えておくとよさそうです。

画像D
画像D

22日は、本州の南岸に前線がのびるでしょう。九州から関東にかけて雲が広がり、中国地方から関東では広く雨が降る見込みです。本降りになることもあるでしょう。東北は北部で一時的に雨の降る所がありますが、晴れ間もありそうです。北海道は寒気の影響が残り、所々で雪が降る見込みです。降り方は次第に弱まるでしょう。全国的に朝晩の強い冷え込みはなさそうです。最高気温は多くの所で11月中旬から下旬並みとなるでしょう。ただ、関東では前線の動きによっては北風が吹く可能性があり、それほど上がらないかもしれません。
23日(日)は、本州の南岸と北海道の北を、低気圧がそれぞれ東へ進む見込みです。沖縄、九州から東北にかけて曇りや雨でしょう。上空1500メートル付近で平地で雪の目安とされる氷点下6度以下の寒気は、北海道付近まで北上する見込みです。東北以南では、標高の高い所も雪となる所はほとんどないでしょう。寒気が入る北海道では雪が強まりそうです。最高気温は、広く平年より高い状態が続く予想ですが、雨がやむと次第に冷たい北風が吹くでしょう。24日(月)は、日本付近は冬型の気圧配置となるでしょう。上空1500メートル付近で氷点下6度以下の強い寒気は関東付近まで南下する見込みです。北海道は雪が続き、東北の日本海側の雨は雪に変わるでしょう。大荒れの天気となる恐れがあります。北陸も雪が降り、風が強まるでしょう。近畿北部や山陰は雨で、山沿いを中心に雪になるでしょう。東北の太平洋側、関東から九州にかけては、日差しが戻る見込みです。晴れる地域も北風が吹き、師走らしい寒さになるでしょう。北陸では最高気温が前日より5度くらい低くなる所もありそうです。
25日(火)は、冬型の気圧配置は緩むでしょう。太平洋側を中心に穏やかに晴れて、日本海側の雪や雨もやむ所がある見込みです。北海道から関東は年末年始ごろの寒さでしょう。26日(水)は、日本付近を気圧の谷が通過する見込みです。全国的に曇りや雨で、北海道や東北北部は雪でしょう。近畿から九州でも12月下旬並みの寒さになる予想です。
27日(木)は、再び冬型の気圧配置となる見込みです。上空1500メートル付近で氷点下9度以下の今季一番の寒気が、山陰付近まで流れ込むでしょう。広く北風が強く吹き、日本海側は雪で、太平洋側にも雪雲が流れ込みそうです。また、関東付近では局地的な前線が発生し、雨雲がかかるかもしれません。冬本番の寒さになる所が多いでしょう。