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麓は平年を上回る気温の所が多くなっていますが、このところの富士山は、平年並みの気温になっています。(画像は東京都心から望む、けさの富士山)

富士山が青空によく映える一日

けさの富士山は、最低気温がマイナス20度5分。東京の最低気温がプラス3度7分ですから、その差は25度近く。寒い時には-40度近くまで下り、風の強かった時には最大瞬間風速が90メートルを超えたことがある厳しさですが、都心から見る限り凛々しい姿をしています。
富士山は、12月に入って平年より気温が高めの日が目立ちました。4日は最低気温でさえマイナス2度台まで上昇していました。平年の気温がマイナス15度から16度ですから、富士山としてはかなりの高さといえます。
これが先週の週末辺りからはマイナス20度前後になり、ようやく本来に姿(厳しさ)に戻っています。
きょうは東京のほか、静岡・山梨・神奈川の周辺各県は、移動性高気圧におおわれて、すっきりとした冬晴れ。師走のあわただしさをよそに、富士山が青空によく映える一日でしょう。この富士山も、あすは雲がかかりやすくなってしまいそうです。