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連休最終日のきょう25日は全国的に太陽が主役となり、お出かけ日和、紅葉狩り日和となりました。ただ、25日午後6時現在、日本列島の北と南には二つの雲が見えています。平成の秋も残すところあと5日あまり。これらの雲が連休明けの天気にどう影響するのか?

あす26日 帯状の雲の影響は朝まで

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26日朝までは寒冷前線の影響で、北陸から北の日本海側で雨や雪が降りやすいでしょう。局地的にカミナリを伴って降り方が強まりそうです。日中は全国的に太陽が顔を出し、爽やかな小春日和になるでしょう。ただ、台風28号の湿った空気が流れ込む南西諸島では雲が広がりやすく、午後は雨の降る所がありそうです。

強い勢力の台風28号 列島に忍び寄る

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台風28号は、25日午後6時現在、フィリピンの東の海上にあり、ほとんど停滞しています。中心の気圧は955ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートルで強い勢力です。
台風28号は今後、北寄りに進み、今週中ごろには南西諸島の南東の海上に進む予想です。その後は、進路を東寄りに変え、日本列島の南を東進するでしょう。台風本体は勢力を弱めながら陸地から離れた所を進むため、直接的な影響はありませんが、太平洋側の沿岸には台風からのうねりが入りそうです。また、台風の間接的な影響が今週の気温に現れそうです。

今週は「平成最後の秋」を惜しむ暖かさ

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平年ですと、今の時期(11月下旬)の九州から関東では、最高気温は15度前後。東北の仙台は11度くらいです。それが今週は台風の北上に伴い、27日火曜日をピークに全国的に平年より気温の高い状態が続きます。特に東京都心の27日の最高気温は21度予想です。東京都心で11月下旬に気温が20度に達すれば2015年11月21日以来3年ぶりのことです。
今週は前半を中心に「平成最後の秋」を惜しむ暖かさと言えそうです。