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22日(木)は二十四節気で『小雪』にあたります。暦通り、日本付近は冬型の気圧配置となる日が多く、北日本の日本海側を中心に雪が降りそうです。

月曜日は広い範囲で雨

19日(月)は低気圧や前線が日本付近を通過するでしょう。全国的に曇りや雨の天気となりそうです。低気圧の中心が通過する北日本では、日本海側を中心に雨脚の強まる所があるでしょう。北海道の標高が高い所では、雪がまじることもありそうです。北陸でも、午前中に前線が通過するタイミングで雨が強く降ることがあるでしょう。

今週はついに東京で、木枯らし1号か

20日(火)以降は、気圧の谷が日本付近を周期的に通過し、西高東低の気圧配置となる日が多いでしょう。北海道から東北の日本海側では、曇りや雨の日が続く見込みです。特に、北海道では、寒気の影響が強く、雪が続く所があるでしょう。今週は寒さだけでなく、雪に対する備えも万全になさって下さい。
一方、太平洋側では雲は広がりますが、晴れ間の出る日が多いでしょう。西日本では、日差しの下では過ごしやすく感じられそうです。なお、22日(木)は冬型の気圧配置が強まり、東京ではついに、木枯らし1号が吹く可能性があります。日中でも暖かい服装でお出かけ下さい。
※東京で木枯らし1号が吹いた最も遅い記録は、1969年と1981年の11月28日。
※もし仮に、今年木枯らしが11月末までに発生しなければ、1979年以来、約40年ぶりのことです。

三連休 日中晴れても 肌寒い

23日(金)から25日(日)の三連休は、全国的に強い寒気の影響を受ける見込みです。北海道や東北の日本海側だけでなく、北陸まで雪の降る範囲は広がるでしょう。太平洋側では、この寒気の訪れとともに平年より暖かい秋は終わりを告げ、この時期らしい気温に戻りそうです。全国的に最高気温は15度くらいの所が多く、日中でも上着が欠かせなくなるでしょう。今週は次第に冬の足音が聞こえてきそうです。

『小雪』とは

11月22日ころ、冷え込みが厳しく、小雪がちらつきを始める頃という意味。北海道では根雪になり、関東、東海でも初氷が見られるようになる時期。この頃から西高東低の冬型の気圧配置が多くなる。