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けさ(17日)は、ここ数日続いていた朝の冷え込みは緩み、東京都心では3日ぶりに10度を下回りませんでした。全国的にも、けさの最低気温はきのうより高かった所が多く、平年より気温の高い朝になりました。

冷え込み緩んだ所が多い

上空の寒気の影響で、きのう(16日)は今シーズン一番の冷え込みとなった所が多くなりましたが、けさ(17日)は、冷え込みがいくぶん緩んだ所が多くなりました。全国のアメダス観測所で氷点下となった冬日の地点数は35地点で、きのうの164地点から大幅に少なくなりました(※富士山を除く)。東京都心の最低気温は11.1度で、3日ぶりに10度を下回りませんでした。各地の最低気温は仙台で8.5度、名古屋で11.6度、大阪で13.6度といずれも10月下旬並みで、半月以上季節が戻ったような朝となりました。けさは、ここ数日との空気の違いに気付いたという方もいたのではないでしょうか。

冬が近づいた所も

一方、秋から冬へ季節の変化を告げるたよりも届いています。室蘭地方気象台では、けさ鷲別岳で初冠雪を観測したと発表しました。また、盛岡地方気象台では、イチョウの落葉が観測されました。北海道ではきょうは日中も気温が10度に届かない所が多く、今シーズン一番の寒さになると予想されています。冬の装いが必要になるでしょう。東北から九州にかけては日中は平年より気温が高くなる所が多く、関東から九州は20度ぐらいまで上がって快適な陽気となりそうです。