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今週末は広く晴れて行楽日和に。本格的な紅葉シーズンにも突入しつつあり、土日は絶好の紅葉狩り日和となりそうです。

あすの天気 朝の「冷え」に注意

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・あすの天気
あす(2日)は、日本列島は大陸育ちの移動性高気圧に覆われる見込みです。西日本から東日本にかけては、広い範囲で晴れるでしょう。時雨(しぐれ)のような天気が続いた北日本の日本海側や北陸も、午後は晴れ間が戻りそうです。一方、沖縄はすっきりせず、雨の降る所があるでしょう。また、台風26号と高気圧の間で、気圧の傾きが大きくなるため、東寄りの風の強い状態が続きそうです。強風や高波に注意が必要です。
・あすの気温
けさ(1日)は、今シーズン一番の冷え込みとなった所が多く、釧路や長野、甲府から「初霜」の冬の便りが届きました。あすの朝も、各地で冷え込みそうです。寒気の流れ込みに夜間の放射冷却が加わり、朝は10度以下となる所が多いでしょう。内陸や標高の高い所では、最低気温が氷点下となる所もありそうです。朝の通勤通学時には、冬用の上着が欠かせません。日中の最高気温は、九州から関東は20度前後でしょう。日差しの下では過ごしやすい陽気となりそうです。東北や北海道は15度前後の見込みです。なお、日中と朝晩の気温の差が大きいため、服装選びに気を配りたいところです。

あさって以降の週間天気 文化の日は晴れ

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・土曜日と日曜日 紅葉狩り日和
移動性高気圧は、日曜日(4日)頃まで本州付近に滞在する見込みです。土曜日(3日・文化の日)と日曜日は、九州から北海道にかけて大体晴れるでしょう。関東地方の平地でも、紅葉の色づきが始まっている所もあり、紅葉狩りに出かけるのも良さそうです。一日の気温差が大きくなる季節ですので、調節のしやすい服装で、お出かけを楽しみましょう。
・来週月曜日以降 天気下り坂
来週月曜日(5日)以降は、西から近づく低気圧の影響で天気は下り坂に向かいます。火曜日(6日)は九州から中国、四国で雨となり、水曜日(7日)は東海や北陸まで雨の範囲が広がるでしょう。ただ、日本付近への寒気の流れ込みは弱まるため、朝の冷え込みは次第に解消する見込みです。日中も、日差しが少ない割には23度くらいまで上がる所もありそうです。

文化の日は晴れの特異日

11月3日は文化の日ですが、晴れの特異日として有名です。特異日とは、ある特定の天気が出現しやすい日のことを言います。11月3日文化の日の東京の晴れの出現率は70.0%。11月上旬でみても、晴れの出現率が70%以上の日は3日文化の日だけですので、晴れることが特に多いといえそうです。2018年の文化の日も、東京を含め全国的に大体晴れる予想となっています。
※出現率は、1981年から2010年の30年間の統計に基づくものです。また、この出現率で言う「晴れ」とは、日平均雲量が8.5未満のことをいいます。