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25日、札幌管区気象台は北海道の1か月予報を発表しました。11月上旬にかけて気温が平年より高い予想のため、向こう1か月の平均気温は平年より高いでしょう。降水量と日照時間は、ともにほぼ平年並みの見込みです。なお、気温は高めの日が多くなりそうですが、時折、強い寒気が流れ込むこともあり、雪が降れば一時的にでも積もることがある時期となります。毎日車を運転される方などは、早めにタイヤ交換をしておくと安心です。

27日は大荒れ、29日~平地で雪の降る所も

27日(土)は低気圧や前線が通過する影響で全道的に雨が降り、太平洋側を中心にまとまった量の雨となる所もあるでしょう。風も強まり、荒れた天気となるおそれがあります。28日(日)は風は幾分収まりますが、日本海側を中心に雨の降る所が多い見込みです。29日(月)は低気圧が北海道付近を通過し、全道的に雨。その後、強い寒気が流れ込むため、峠では雪に変わる所があるでしょう。30日(火)はさらに強い寒気が流れ込む予想です。太平洋側やオホーツク海側では天気の回復する所が多いですが、日本海側は雨が降りやすく、北部では平地でも雪の降る所がある見込みです。日本海側では31日(水)にかけてぐずついた天気が続き、天気の回復は1日(木)以降となりそうです。気温は平年並みか高い日が多いですが、29日(月)~31日(水)はいったん寒さが強まるでしょう。

11月3日~11月9日 冬囲い、タイヤ交換日和が多そう

冬型の気圧配置となる日もありますが、高気圧に覆われる日が多いでしょう。日本海側やオホーツク海側は、平年に比べて曇りや雨、雪の日が少ない見込みです。また、太平洋側では平年に比べて晴れる日が多くなるでしょう。気温は平年より高く、冬囲いやタイヤ交換日和が多くなりそうです。

11月10日~11月23日 降った雪が積もるのは当たり前の季節に

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冬型の気圧配置となる日があり、日本海側では平年通りに曇りや雨、雪の日が多いでしょう。オホーツク海側では、天気は数日の周期で変わる見込みです。太平洋側は晴れる日が多いでしょう。気温はほぼ平年並みとなる見込みです。道内では、降った雪が解けずに一時的にでも積もることが当たり前の時期となってきます。冬の準備は早めに済ませておきましょう。なお、「積雪初日の平年」とは、気象台や測候所ではじめて積雪が観測される日の平年です。気温や降水量などを観測する場所を露場(ろじょう)といいますが、露場の半分以上の面積が雪に覆われた状態を積雪状態といいます。雪だけでなく、雪あられ、氷あられ、ひょう、凍雨が露場を覆った場合でも積雪状態とみなされるようです。