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きょう18日(木)の日の入り後、南の空で月と火星がかなり近づいて見えます。気になる今夜の天気についてです。

月と火星

きょう18日(木)、日の入り後は南の空にご注目を。月と火星が大接近して見えます。今夜の月は月齢9で、半月より少し膨らんだくらいです。火星はピーク時と比べるとやや暗くなったものの、それでもマイナス1等級の明るさです。月の近くでもしっかり見えるでしょう。なお、月&火星より南東の低い空には、「秋のひとつ星」と呼ばれるフォーマルハウトが、空高い所には「彦星」と呼ばれるアルタイルが輝きます。さらに西側には土星も見られそうです。ちなみに月&火星は夜遅くなると沈んでしまいますので、なるべく早めの時間がおすすめです。

気になるお天気は?

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今夜は、北海道は晴れる所が多いですが、日本海側を中心に雲が広がることもあるでしょう。東北は広く晴れて星空観察にぴったりです。ぜひ夜空の輝きを楽しんでください。関東や北陸、東海は曇りや雨の所が多いですが、内陸部では雲に切れ間があって、チャンスがありそうです。近畿や中国、四国も所々でにわか雨がありますが、タイミングによっては見られる可能性も。何度か空を見上げてみるとよいでしょう。九州は、南部では晴れて観察におすすめですが、北部は曇りや雨の所が多いでしょう。沖縄は晴れる所が多く、見られる可能性が高くなっています。

続く天体ショー

21日(日)は「後の月」とも呼ばれる十三夜で、お月見を計画している方もいらっしゃるでしょう。また、22日(月)未明から明け方にはオリオン座流星群が見頃を迎えます。21日(日)から22日(月)にかけて日本付近は広く高気圧に覆われるため、全国的に晴れてお月見日和、流星観察日和となるでしょう。ただ、深夜から夜明け前はグッと冷えますので、暖かい服装をご用意ください。※17時25分 星の見える方角を修正しました。