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きょう(18日)の九州北部は上空に流れ込んでいる寒気と日射の影響で、大気の状態が不安定になっており、所々で積乱雲が発生しています。あす(19日)にかけて、天気の急変に注意が必要です。落雷や短時間に降る強い雨、発達した積乱雲の下では竜巻などの激しい突風や雹(ひょう)が降るおそれがあります。

九州北部 大気の状態不安定

きょう(18日)の九州北部は上空にこの時季にしては強い寒気(午前9時の九州北部上空5500メートル付近には11月下旬並みの氷点下17.7度)が流れ込んでおり、さらに日射の影響も加わり、大気の状態が不安定になっています。このため、九州北部には点々と雨雲が発生しており、所々でにわか雨が降っています。福岡市の空には夏の入道雲を思わせるようなモクモクとした雲が見られました。

あす(19日)にかけて、天気の急変に注意を!

朝鮮半島付近にある寒気を伴った気圧の谷が今夜遅くからあす(19日)にかけて、九州北部を通過するでしょう。このため、九州北部はあす(19日)にかけて変わりやすい天気で、晴れ間は出ますが、急に雨が降ったり、雷が鳴る所がある見込みです。落雷や短時間に降る強い雨、発達した積乱雲の下では竜巻などの激しい突風が吹いたり、雹(ひょう)が降るおそれがありますので、天気の急変に注意が必要です。
また、あす(19日)は、この時季にしては強い寒気が入るため気温の上がりが鈍く、特に対馬海峡の沿岸は風が冷たく肌寒い見込みです。暖かな服装でお過ごしください。