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18日朝の関東甲信地方は、内陸部を中心に冷えました。栃木県の日光国立公園戦場ヶ原では、霜が降りるほどの寒さに。水戸市や長野県軽井沢町では、この秋一番のヒンヤリした朝になりました。

関東甲信 内陸部で霜

18日木曜日の朝は、北海道帯広市から「初霜」や「初氷(今季全国で初)」の便りが届きましたが、関東甲信地方も、内陸部を中心に冷えました。最低気温は、長野県上田市菅平高原で1度3分まで下がりました。水戸市は10度9分、長野県軽井沢町は5度0分と、共にこの秋最も低くなりました。
そんな中、栃木県の日光国立公園戦場ヶ原では、霜のおりた様子が見られました。写真は16日火曜日の朝に撮影されたものですが、18日木曜日も未明に気温が0度近くまで下がり、霜が降りたそうです。「霜」とは、空気中に含まれている水分が冷やされて、地面や葉などの表面で凍ってできる氷の結晶です。来週23日火曜日は二十四節気の「霜降」で、暦の上では霜が降りる頃ですが、暦より早く霜で白くなった様子に、季節の歩みが感じられます。
ちなみに、関東甲信地方の各気象台では「初霜」を観測していますが、東京都心の「初霜」は、平年ですと12月20日。この後は、平地でも冷える日が増えますが、この週末は急にヒンヤリするので、注意が必要です。

週末は 更に気温ダウン

関東甲信地方では、19日金曜日と20日土曜日は、昼間も気温が20度に届かない所が多いでしょう。そして来週前半は、朝晩と日中との「気温の差」が大きくなりそうです。朝が冷えると、紅葉の色づきが進みますが、体調を崩さないよう、お気を付け下さい。