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北海道は、あす(16日)にかけて大気の状態が不安定。急な強い雨や落雷、突風に注意が必要です。その後は強い寒気が南下して、あすの夜から18日にかけて峠や山間部で雪となる見込みです。

大気の状態不安定

きょう(15日)の北海道は上空に寒気を伴った気圧の谷が通過しているため、大気の状態が不安定です。今朝は白老町(胆振地方)の沖合で竜巻などの激しい突風が発生したとみられ、室蘭地方気象台から竜巻目撃情報が発表されました。午後4時現在は、日本海側の所々に活発な雨雲が発生し、雨や雷雨となっています。その後あす(16日)にかけては道内を寒冷前線が通過するため、大気の不安定な状況が続くでしょう。日本海側や太平洋側の西部を中心に、急な強い雨や落雷、竜巻などの突風に注意が必要です。オホーツク海側も、あすは日中を中心にザッと雨が降る見込みです。

寒冷前線通過後 強い寒気南下

あす寒冷前線通過による雨が降ったあとは、18日にかけて1500メートル級の山で雪を降らせる強い寒気が南下してきます。このため、あすの夜から18日頃は石北峠や三国峠など標高の高い峠、山間部などは雪となりそうです。うっすら積もったり、路面が凍結するおそれもあります。峠越えをされる方は、冬タイヤを装着して、慎重な運転を心掛けて下さい。