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南西諸島では秋雨前線の影響で、きょう(15日)明け方までに所々で1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨を観測し、10月としては観測史上最多の1時間雨量となった所があります。このあとも数時間はカミナリや激しい雨に注意が必要です。

南西諸島で非常に激しい雨

日本の南の海上には秋雨前線が停滞しています。南西諸島では活発な前線の影響で雨が降っていて、きょう(15日)明け方には、慶良間空港で1時間に78.5ミリの非常に激しい雨が降りました。きのう(14日)午前0時からきょう午前10時までの総雨量も168.0ミリとなっています。また、明け方までに1時間雨量で、渡嘉敷島で67.5ミリ、那覇空港で59.5ミリ、うるま市宮城島で55.5ミリ、与那国空港で53.5ミリを観測し、いずれも10月としては観測史上最多の1時間雨量となりました。

土砂災害や落雷、突風などに注意が必要

沖縄本島地方では、大気の状態が非常に不安定になっていて、このあと数時間は、局地的に非常に激しい雨の降るおそれがあります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。