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総務省消防庁によると、今年6月~9月までの熱中症による救急搬送者数は約92,600人と、2010年以降で最も多くなりました。

熱中症搬送者数 最多に

総務省消防庁が2日に発表した情報によると、今夏(6月1日~9月30日)までの全国の熱中症による救急搬送者数は約92,600人と、6月から9月の統計値のある2010年以降で最も多くなりました。

記録的だった今夏の暑さ

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上のグラフは、6月から9月に全国で観測された、最高気温が35度以上の猛暑日地点数の累積です。今年は7月中旬から猛暑日地点数が一気に増えて、2010年以降の過去の値と比べて圧倒的に多かったことが分かります。40度前後の猛烈な暑さが数日続いた所もありました。今年の夏は太平洋高気圧とチベット高気圧の張り出しがともに強く、気温が顕著に上昇する日が多かったため、関東から九州では夏の平均気温がかなり高く、記録的な高温となりました。