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今日から10月。秋もいよいよ本番ですが、まだ台風シーズン。真夏ほどではないものの、台風が接近することはあり、過去には大きな被害も。いま、日本の南には非常に強い台風25号があります。

秋本番も台風に注意 大きな被害をもたらしたケースも

年間を通して、台風が最も発生・接近しやすいのは8月。ただ、秋本番へと向かう10月になってもまだまだ台風は発生し、上陸することもあります。記憶に新しいところでは、昨年(2017年)10月の台風21号です。10月21日から22日にかけて日本の南を北上し、23日には超大型・強い勢力で静岡県の御前崎市付近に上陸。この台風により、西日本から北日本の広い範囲で川の氾濫や土砂災害などが発生し、ライフラインや交通機関にも大きな被害が出ました。

台風25号 発達して北上 沖縄 早くも木曜日頃から荒天の恐れ

今日の正午、台風24号は温帯低気圧に変わりましたが、日本のはるか南(フィリピン付近)には台風25号があります。午後3時現在の中心気圧は950hPa。「非常に強い」勢力まで発達しており、今後、沖縄付近へ進んでくることが予想されています。
台風24号による大きな被害があったばかりですが、沖縄では木曜日頃から金曜日頃にかけて大荒れの天気となる恐れがあります。

その先の進路に注意 更に影響が広がる可能性も

台風25号は、沖縄付近を通過した後、土曜日には東シナ海へ進む見込みです。その先の進路は、まだ予想が困難な状況です。ただ、日本付近には秋雨前線が停滞。台風周辺の湿った空気が流れ込んで前線の活動が活発になり、体育の日を含む3連休の天気に影響が出る可能性もあります。さらに、台風24号のように、進路を東寄りに変えることも考えられ、その場合には広い範囲で風も強まり、荒れた天気となる恐れがあります。週末以降、また台風の動きに注意が必要です。