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きょう28日午前3時現在、台風24号は「非常に強い」勢力で、沖縄の南の海上をゆっくり北上しています。台風24号は、日本に近づくと急にスピードを上げ、列島を縦断する可能性が高くなっています。突然大荒れとなる恐れがあり、今から警戒が必要です。

列島へ最接近・縦断は日曜から月曜

きょう28日午前3時現在、「大型で非常に強い」台風24号は沖縄の南の海上をゆっくりした速度で北西に進んでいます。非常に強い勢力をほぼ維持した状態で、沖縄本島に近づく予想です。沖縄周辺の海水温が高いため、その後もあまり勢力は衰えず、最新の進路予想では、30日(日)に西日本に最も接近し、翌10月1日にかけて日本列島を縦断する可能性が高くなっています。
※台風の中心は必ずしも予報円の中心を結ぶ線に沿って進むわけではありません。台風の中心が予報円に入る確率は70%です。

台風が近づく前から大雨に警戒を!

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西日本から東日本に台風本体の影響が出るのは、あさって30日(日)ごろですが、あす29日(土)は日本付近に秋雨前線が停滞します。この前線に向かって台風周辺の非常に湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定になる見込みです。台風接近前のあすは、西日本を中心に土砂降りの雨が予想され、雨量が多くなります。今のうちに排水溝の掃除だったり、雨どいの点検をしておきましょう。

情報は常に新しいものを!

今回の台風は日本に近づくにつれ、急にスピードを上げ、列島を縦断するため、影響が急に出るのが特徴です。このため、雨や風のピークが予想よりも早まり、影響が拡大する可能性があります。今後、気象情報や交通情報、自治体から出される情報は常に新しいものをご確認ください。