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台風22号はフィリピンのルソン島を通過しましたが、まだ大型で非常に強い勢力を保っています。

まだ非常に強い勢力

台風22号はフィリピンの東の海上で、猛烈な勢力となり、およそ3日間、猛烈な勢力を維持しました。一時的に905hPaまで気圧が下がり、今年最強の台風となりました。
きょう15日(土)にフィリピンのルソン島を通過しましたが、依然として大型で非常に強い勢力を保っています。15日(土)15時現在の中心気圧は940ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートルとなっています。15日(土)(右側)の雲画像を見てみると、最盛期(左側:13日頃)のように眼はくっきりとはしていませんが、まだ発達した積乱雲が渦をしっかり巻いているのが分かります。
今後も南シナ海を西よりに進み、16日(日)には暴風域を伴ったまま香港に接近する恐れがあります。荒天が予想されますので、こちらの方面へ向かわれる方は空の便などへの影響に注意が必要です。
日本列島に台風22号の大きな影響はでていませんが、沖縄や西日本・東日本の太平洋側にはうねりが入っています。16日(日)にかけては石垣島など先島諸島の海上では大しけが続く見込みですので、引き続き高波に警戒が必要です。

まだ台風シーズン

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9月前半にかけて相次いで、台風が発生、日本列島にも度々接近、上陸しました。目先、台風22号以外では南の海上にも台風になるようなまとまった積乱雲は見られません。ただ、まだ台風シーズンは続きますので、引き続き注意が必要です。