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日本付近には、台風第21号が接近しています。今後西日本に上陸の恐れがあり、その後は速度を上げて北海道付近に接近する見込みです。この台風による雨、風に関する注意警戒期間や、明日できる備えなどについて解説します。

北海道付近への接近はいつ頃?

台風第21号は明日(4日)以降次第に速度を速め、5日午前中に北海道付近にかなり接近する見込みです。速度を速めることに伴い、明日夜から風や雨が急に強まる恐れがあり、また、最接近時においても、平均風速が25m/sを超える暴風域を伴っている可能性があります。
激しい雨の期間は4日夕方から5日昼頃にかけてで、暴風や波浪に関しての警戒期間は明後日5日未明から夕方にかけてとなる見込みですが、その前後も注意が必要となります。

出来る備え

風の強まりが予想されています。4日日中までに、農業施設等の管理、また、屋外に風で飛びやすいものがある時は、屋内に入れておいてください。
家の近くに洪水のおそれのある河川があったり、低地、急傾斜地で水害や土砂災害のおそれがある場合は、事前にハザードマップなどを入手しておきましょう。 ハザードマップは各市役所や区役所、役場などで入手することができます。
土砂災害や河川の氾濫は雨がやんでから発生することがあります。
また車での避難には注意が必要です。20mm/h以上の降水量でワイパーは効かず、ブレーキが効かなくなる(ハイドロプレーニング現象)可能性があります。
高潮で浸水する可能性のある地域では、早めの行動を心掛けて下さい。沿岸の施設への被害も想定されます。

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台風の進路などによっては、警戒時間などが前後する恐れがありますので、最新の気象情報を確認の上、台風の接近時はなるべく外に出ないようにすむよう、早めの行動が必要となります。