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関東地方では湿った空気の影響により、広い範囲で雨雲や雷雲が発達しています。東京都世田谷区付近では、27日午後9時までの1時間に約110ミリの猛烈な雨がレーダーで解析され、「記録的短時間大雨情報」が発表されました。

東京都世田谷区付近で記録的な大雨に

関東地方では湿った空気の影響により、広い範囲で雨雲や雷雲が発達しています。東京都世田谷区付近では、27日午後9時までの1時間に約110ミリの猛烈な雨がレーダーで解析され、「記録的短時間大雨情報」が発表されました。東京23区内で記録的短時間大雨情報が発表されたのは、2017年8月30日の練馬区付近(1時間に約100ミリ)以来、およそ1年ぶりのことです。大雨による土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒し、自治体から発表される避難に関する情報に注意してください。
(ただし暗い時間帯のため、あらかじめ決めておいた避難場所まで移動することがかえって危険な場合もあります。そのような場合は、近隣のより安全な場所や2階以上の部屋など、少しでも安全な場所へ移動しましょう。)

記録的短時間大雨情報とは

数年に一度しか発生しないような短時間の大雨を観測・解析した時に、各地の気象台が発表します(基準は地域ごとに異なります)。その地域にとって「災害の発生につながるような、稀にしか観測しない雨量」であることをお知らせするため発表するものです。