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8月も終わりが見えてきましたが、きょうも関東以西はうだるような暑さ。ただ、この先は、少しずつ状況が変わってきそうです。

季節を分ける前線 東北付近に

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きょう27日は、前線が日本海から東北付近まで延びて、北陸の一部や東北の所々で雨。そのほかは広い範囲で晴れました。ただ、同じように日が差していても、北海道の気温は平年より低く、午後3時までの札幌の最高気温は22度ちょうどと、快適。一方、東京都心で35度8分など、関東から西は広い範囲で35度前後と、猛烈な暑さ。前線の北には「秋の空気」、南には、まだ「真夏の空気」が居座っているという状況です。

今後の前線の動き 猛暑はいつ収まる

前線は、まだ数日は東北付近にほとんど停滞する見込みです。前線の南側にあたる東・西日本では、あす28日(火)から30日(木)にかけても日中の気温が35度くらいまで上がる所が多いでしょう。引き続き、熱中症対策を万全になさってください。もう分かってるよ…とお思いかもしれませんが…、ノドが渇く前にこまめに水分を摂り、適度な塩分補給も心がけましょう。夏休みのレジャーや、屋外での作業は、帽子で直射日光を遮ったり、うまく日陰を利用するなど、できる限り暑さを避け、定期的に休憩をとるようにしてください。
猛暑は30日(木)まで。その後は状況が変わります。前線が本州の南まで下がってくる見込みです。31日(金)と9月1日(土)は広い範囲で雨。この雨と共に秋の空気も南へ広がって、厳しすぎる残暑はようやく落ち着くでしょう。下のリンク「全国の10日間天気」にあるように、9月に入ると、晴れる日でも35度を超えるような極端な暑さの所はなくなりそうです。なお、先日、気象庁から発表された1か月予報によると、9月中旬には気温が各地で平年並みとなり、秋めいてきそうです。