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お盆休みは台風や前線に伴う大雨により交通機関が乱れる可能性があります。九州や四国は15日昼頃まで、東北でも16日は非常に激しい雨が予想されます。

台風15号は九州直撃

台風15号は14日夜遅くから15日未明にかけて九州南部に最も接近し、上陸する恐れがあります。九州や四国は14日夜遅くなると台風本体の雨雲がかかるでしょう。発達した雨雲は台風の中心付近にまとまっているため、台風が近づくと急に雨や風が強まりそうです。15日昼頃にかけては局地的に非常に激しい雨が降るでしょう。台風が九州から離れた後も、引き続き湿った空気が入り、雨雲のかかりやすい状態が続きそうです。

台風から離れたエリアも大雨に

一方、津軽海峡付近に前線が停滞し、15日から16日は前線の活動が活発になるでしょう。北海道や東北は15日昼頃から所々で激しい雨が降りそうです。16日は雨のピークで、東北では局地的に非常に激しい雨が降るでしょう。さらに17日にかけて雨が続き、大雨が予想されます。関東から中国地方にかけても大気の不安定な状態が続き、15日の午後も所々で雨雲や雷雲がわくでしょう。また、16日から17日にかけては前線の南下に伴い、発達した雨雲がかかりそうです。

交通機関の乱れに注意

非常に激しい雨とは、滝のようにゴーゴーと降り続く雨で、水しぶきで視界が悪くなります。高速道路では車のブレーキが効かなくなることがあり、運転は危険なくらいです。雨量が多くなると、列車は徐行運転したり、運転を見合わせたりすることも考えられますし、落雷により停電する可能性もあります。お盆や夏休み期間中で、飛行機や列車、車などでの移動が増える時期ですが、交通機関の乱れに備え、時間には余裕を持って行動しましょう。