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台風14号は日本の南海上を北上しており、あさって(11日)に勢力をやや強めながら沖縄本島や奄美付近に達する見込みです。最も東寄りのコースを通ると九州にかなり接近するおそれがあるため、今後の動きに注意が必要です。

台風14号 勢力をやや強めながら北上

きのう(8日)正午にフィリピンの東海上で発生した台風14号は日本の南海上を比較的ゆっくりとした速さで北上を続けています。今後も台風14号は沖縄の南海上を勢力をやや強めながら北上し、11日(土曜日)にかけて沖縄本島や奄美付近に達するでしょう。

大気の状態が不安定へ

台風の北上に伴い、九州は南から湿った空気が流れ込むため、あす(10日)から週末にかけて、次第に大気の状態が不安定になる見込みです。にわか雨や雷雨が起こりやすくなりますので、海や山など屋外のレジャーは特に天気の急な変化にお気をつけ下さい。宮崎県など太平洋側を中心に局地的に雨量が多くなるおそれがありますので、土砂崩れや河川の急な増水などに注意が必要です。

強風・高波に注意

九州はあす(10日)から週末にかけて、南部を中心に沿岸や海上で東寄りの風がやや強まるでしょう。うねりを伴い波が高く、シケの所が出てくる見込みです。船舶や海のレジャーは強風・高波に注意してください。