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7日、高松気象台は四国に「長期間の高温と少雨に関する気象情報」を発表。四国地方は、梅雨明けした7月10日頃から気温が高く、降水量が少ない状態となっています。8月中は気温が高い状態が続き、向こう2週間程度は降水量が少ない状態が続く見込みです。四国地方は、梅雨明けを発表した7月10日頃から太平洋高気圧に覆われて晴れる日が多く、気温が高い状態が続いています。また、7月下旬の終わりには暖かく湿った空気や台風第12号の影響で雨が降った日はありましたが、瀬戸内側を中心に降水量の少ない状態となっています。
四国地方の7月の月平均気温は平年差+1.4度と平年よりかなり高く、統計開始(1946年)以来7月として4番目に高くなり、8月に入ってからも気温の高い日が続いています。また、高気圧に覆われる日が多くなっているため、7月10日から8月6日までの降水量は、徳島や高知など平年の20%以下と少なくなっている所があります。

高温と少雨続く

今後は一時的に高気圧が弱まり、湿った空気の影響を受ける時期はあるものの、高気圧に覆われやすい状況は続く見込みです。このため8月中は気温が高い状態が続き、向こう2週間程度は瀬戸内側を中心とした少雨を解消するほどのまとまった雨が降る可能性は小さい見込みです。農作物や家畜の管理、水の管理に注意してください。熱中症などの健康管理に注意してください。特に平成30年7月豪雨の被災地では十分な注意が必要です。