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台風13号の予想進路が、少しずつですが絞られてきました。最新の予想によると、関東や東海に影響が及ぶ可能性が高くなっています。台風の動き方次第では、周辺の地域にも影響が出るおそれがありますので、早め早めの備えが大切です。

今週の全国の天気のポイント

西日本や東日本を中心に、連日猛烈な暑さとなっている日本列島。今週は少し天気の様子が変わりそうです。西日本は今週も夏の強い日差しが照りつけ、週の中頃にかけて最高気温が35度以上の猛暑が続くでしょう。一方、東日本や北日本は、前線や台風の影響で、曇りや雨の日が多くなりそうです。台風13号の進み方によっては、大荒れとなるおそれもあります。

台風は関東・東海に近づくコースが濃厚か

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きょう5日(日)現在、台風13号は日本の南を発達しながら北寄りに進んでいます。今後、台風13号は、このまま北寄りのコースをたどり、次第に本州に近づく予想です。今回の台風は、高気圧の動向などが複雑に関わっており、進路予測に幅があるため、予報円が大きくなっている事が特徴です。ただ、日を追うごとに、だんだんと台風の進むコースが絞られつつあります。最新の予想によると、週の中頃に東日本に近づく見込みで、関東やその周辺地域に影響を及ぼす可能性が高くなっています。

台風が接近する時期は?

進路予測が難しい台風13号ですが、現段階では、8日(水)から9日(木)頃に関東付近に接近する予想となっています。週の中頃は、関東をはじめ、東日本を中心に大荒れの天気となるおそれがあるでしょう。また、予報円が大きいことから、接近する時期が前後したり、台風の進み方次第では、これらの地域に長時間影響を及ぼす可能性もあります。今後の気象情報に注意が必要です。

万一のために、早め早めの備えを

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台風13号は、日本の南の海上の海面水温が高いこともあり、強い勢力を維持しながら陸地に近づくおそれがあります。このため、台風が近づく前から、早めに台風への備えをしておくことが大切です。特に、台風からのうねりは早い段階から入り始めますので、海のレジャーシーズンの今は注意が必要です。また、台風の進路はだんだんと絞られつつありますが、未だ不確定な部分が多く、東日本以外の地域にも雨や風、波などの影響を及ぼすおそれも捨て切れません。「万が一」のために、お住まいの地域のハザードマップを確認するなど「備えの備え」が重要です。