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2日、札幌管区気象台は1か月予報を発表しました。向こう1か月の平均気温と降水は、ともにほぼ平年並み、日照時間は平年並みか少ないでしょう。お盆の期間にかけて、南の暖かく湿った空気と北の涼しく湿った空気の影響で晴れる日が少なく、蒸し暑さが戻ったり、涼しい空気に包まれたりを繰り返しそうです。お盆を過ぎると、カラッとした陽気も期待できそうです。

8月4日~8月10日 曇りや雨が多い。厳しい暑さはいったん収まる。

前線や気圧の谷の影響を受けるため、4日(土)や5日(日)は南西部を中心に雨の降る所があるでしょう。6日(月)以降は雲が広がりやすく、6日(月)や週の後半は雨の降る日がありそうです。前線は、南の暖かく湿った空気と北にある涼しく湿った空気がぶつかってできるため、予想された位置とずれてしまうこともあります。屋外でレジャーをする際は最新の気象情報の確認を忘れずに。気温は4日(土)以降は平年並みか低くなるため、過ごしやすい日や涼しく感じられる日もあるでしょう。

8月11日~8月17日 お盆は晴れる日が少ないかも

太平洋高気圧とオホーツク海高気圧の影響を受けやすいでしょう。太平洋高気圧が張り出すと蒸し暑くなり、オホーツク海高気圧が張り出すと涼しい空気に包まれます。また、両方の空気が北海道付近でぶつかると北海道上には雨雲が発生しやすくなります。お盆の期間にかけて、北海道付近は暖かく湿った空気と涼しく湿った空気のせめぎ合いとなるため、雲の広がる日が多く、平年に比べて晴れる日が少なくなりそうです。気温は平年並みですが、蒸し暑くなったり、涼しくなったり、数日の周期で変動する可能性があります。

8月18日~8月31日 カラッとした陽気も

高気圧と気圧の谷の影響を受けるため、天気は平年と同じように数日の周期で変わるでしょう。太平洋高気圧に代わって次第に大陸から高気圧が移動してくるようになり、乾いた空気に包まれるようになります。大陸の気温は平年より高い予想のため、北海道付近には暖かい空気が流れ込みやすく、気温は平年並みか高い見込みです。お盆を過ぎてからは、カラッとした陽気となる日が期待できそうです。