メイン画像
メイン画像

きょう21日も広く晴れて猛烈な暑さ。午後は急な激しい雨や雷雨に注意。沖縄と奄美は台風10号の接近で大荒れの天気。

猛暑続く 東北南部~近畿の内陸 きょうも38度くらい

きょうも、うだるような暑さが続きます。最高気温は全国的にきのうと同じくらいでしょう。北海道も30度前後の所が多く、東北北部は30度~32度、東北南部や関東から西は広く35度前後の予想です。特に上がるのは、福島県や関東甲信、東海、近畿にかけての内陸部で、38度くらい。一週間も38度以上の日が続いている京都は、きょうも38度予想。各地、引き続き、万全の熱中症対策が必要です。
夏休みに入り、屋外のレジャーを楽しむ方も多いと思いますが、決して無理はしないでください。こまめな水分補給、適度な塩分補給を心がけ、時間を決めて日陰など少しでも涼しい所で休憩をとりましょう。
めまい・体のだるさ・手足のしびれ・吐き気といった症状は、熱中症のサインです。少しの症状でも軽視せずに、すぐに体を休めてください。スポーツドリンクなどで水分を十分に摂り、うちわで風を送るなどして体を冷やしましょう。保冷剤や凍らせたペットボトルなどを用意しておくと、応急処置にかなり役立ちます。太い血管が通っている首筋やわきの下、足の付け根にあてると、効率的に熱を下げることができます。

午後は天気急変のおそれ

気温が上がるにつれ、全国的に大気の状態が不安定になります。午後は、山沿いや内陸を中心に所々で雨雲やカミナリ雲が湧いてきます。黒い雲が近づく・急にヒンヤリした風が吹く・ゴロゴロという音が聴こえるといった、天気急変のサインに気を配りましょう。スマホなどで雨雲の動きをチェックするのも有効です。早めの避難につながります。特に川では、その場で晴れていても、上流の激しい雨の影響で急激に水かさが増す危険性があります。周辺の空の様子を確認することも大切です。
なお、特に雨雲が発達しやすいのは、台風10号周辺の湿った空気が流れ込む『九州南部と四国』です。同じような所で集中的に激しい雨が降って、道路の冠水など、交通に影響が出ることも考えられます。

沖縄・奄美は大荒れ

沖縄と奄美では、今朝、各地で強い風が吹いており、台風に伴う発達した雨雲がかかっています。
台風10号は昼前にかけて沖縄本島地方にかなり接近するでしょう。沖縄と奄美では、これから昼前後にかけて暴風に警戒が必要です。海は大シケです。雨は夜にかけても断続的に降り、雷を伴い激しく降る所もあるでしょう。中でも、沖縄本島地方は、昼前後をピークに1時間50ミリの非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。土砂災害や低い土地の浸水、川の急な増水に十分ご注意ください。
あすは、雨と風は収まってきますが、波の高い状態は続きそうです。