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今日(11日)の道内は、北部や南西部の内陸を中心に晴れており、東部の雨も次第にやんでいきます。しかし、天気が回復しても、河川の増水や氾濫に警戒・注意が必要です。

川はすぐには落ち着かない

前線上に発生した低気圧の影響で、昨日(10日)の夕方から今日(11日)の明け方にかけて広く雨になりました。朝には日本海側から雨がやんでいきましたが、正午現在もオホーツク海側や根室、釧路地方で雨が降っています。
今日正午までの24時間に降った雨の量は、道内の225ある観測地点のうち約3割の地点で局地的に50ミリ以上の大雨となり、最も多くなったのは上川地方の旭川で87.0ミリでした。
正午現在は、札幌など南西部や北部を中心に晴れて久しぶりに青空が広がっている所が多く、東部の一部で降っている雨も弱まっていますが、川は増水した状態が続いています。
【氾濫注意情報】が発表されている河川(正午現在)
・網走川
・美幌川
・常呂川
・湧別川
こちらの河川は降っている雨が弱まり、やんだ後も、増水した状態が続いたり、さらに水位が上がる可能性もある河川です。
また、常呂川が流れる北見市常呂、湧別川が流れる湧別町、さらにこれらの河川に挟まれる地域にあたる佐呂間町には正午現在、洪水警報が発表されています。夕方にかけて増水や氾濫に警戒して下さい。