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1日(日)は、沖縄は台風の接近に伴って大荒れに。西日本の太平洋側や北日本でも大雨の恐れ。さらに厳しい暑さも続きます。

台風7号は沖縄へ、荒天に警戒

台風7号は発達しながら北上し、1日(日)の午後には暴風域を伴って沖縄にかなり接近する恐れがあります。沖縄本島地方では、1日(日)の夕方から暴風が吹き荒れるため厳重な警戒が必要です。先島諸島でもあすの明け方から風が強まるでしょう。すでに強い風の吹いている大東島地方も、1日(日)にかけて風の強い状態が続きます。沿岸ではうねりを伴ってすでにしけた状態となっていて、1日(日)には大しけとなる見込みです。海岸には決して近づかないようにしてください。
台風の接近に伴い、沖縄地方には活発な雨雲がかかりはじめています。1日(日)は沖縄本島で1時間に70ミリの非常に激しい雨が降り、災害が発生するような警報級の大雨になる恐れがあります。1日(日)午後6時までの24時間に予想される雨の量は、多い所で200ミリです。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に注意、警戒してください。さらに2日(月)にかけても大雨の続く所がある見込みです。落雷や竜巻などの激しい突風によって災害が起こる恐れもありますので、最新の気象情報や自治体から発表される避難に関する情報をこまめに確認して、十分にお気をつけください。

西日本と北日本でも大雨や土砂災害に注意

本州付近に張り出している太平洋高気圧は、東日本には晴天をもたらしますが、この高気圧の縁をまわって西日本に湿った空気が流れ込む見込みです。このため西日本の所々で雨や雷雨となり、太平洋側を中心に雨の量が増える可能性があります。これまでの大雨で地盤の緩んでいる所などでは土砂災害に注意が必要です。
一方、6月最終週は、前線が日本海から北日本に延びて停滞し、梅雨のない北海道でも大雨となった所がありました。1日(日)から2日(月)にかけても前線が停滞して北海道や東北で雨や雷雨となりそうです。北海道では所々で激しい雨が降り、こちらも雨の量が多くなる見込みです。これまでの雨で地盤の緩んでいる所や河川の増水している所では、少しの雨でも土砂災害の発生しやすい状況となっている恐れがあります。低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水に十分注意してください。落雷や竜巻などの突風にも注意が必要です。

全国で厳しい暑さ続く、関東は猛暑

1日(日)も、全国的に厳しい暑さが続きます。南よりの風で暖かい空気が流れ込み、全国の広い範囲で30度以上の真夏日となるでしょう。日本海側ではフェーン現象が起きて厳しい暑さに。北海道や東北でも30度近くまで上がるほか、関東甲信の内陸では35度以上の猛暑日になる所もありそうです。湿度も高く蒸し暑さが続きます。熱中症にならないために「こまめな水分補給」「適度な冷房の使用」「汗をかいたらすぐに拭く」「屋外にいる場合は時折日陰で休憩」など、体調管理を万全にしてお過ごしください。