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あす(1日)、台風7号が発達しながら沖縄にかなり接近する恐れがあります。災害につながるような大雨や暴風、うねりを伴う高波に警戒が必要です。

台風7号で沖縄荒天

29日(金)午前9時に発生した台風7号は、沖縄の南を発達しながら北上し、あす(1日)には暴風域を伴って沖縄にかなり接近する見込みです。大東島地方ではすでに強い風が吹いています。沖縄本島地方では今夜(30日)から風が強まるでしょう。あす昼頃からは暴風が吹き荒れる恐れがあり、厳重な警戒が必要です。先島諸島でもあすの明け方から風が強まるでしょう。沿岸ではうねりを伴って波が高くなっていて、あすには大しけとなる見込みです。海岸には決して近づかないようにしてください。

警報級の大雨も

台風の接近に伴い、沖縄地方には活発な雨雲がかかりはじめています。沖縄本島ではあす(1日)にかけて雨の量が増えて、1時間に60ミリの非常に激しい雨が降り、災害が発生するような大雨になる恐れがあります。あす正午までの24時間に予想される雨の量は、多い所で200ミリです。土砂災害や低い土地の浸水、河川増水や氾濫に注意、警戒してください。
なお、台風が予報円の右寄りのコースを通ると、沖縄本島を直撃する可能性も出てきます。進路によって予報が大きく変わる可能性がありますので、最新の情報をチェックして下さい。

今後の影響

台風7号は月曜日(2日)には東シナ海を北寄りに進み、九州に近づく可能性があります。火曜日(3日)には朝鮮半島付近で温帯低気圧に変わる見込みですが、この台風から変わった低気圧が水曜日(4日)頃に北日本に近づいて、北海道や東北でも大雨になる恐れがあります。前線によるこれまでの大雨で地盤の緩んでいる所や増水している川があるため、少しの雨でも災害が起きやすい状況です。今後の動向に注意が必要です。