メイン画像
メイン画像

今日(24日)は北海道付近を北からのびる寒冷前線が通過し、広い範囲で雨が降りました。また、前線通過後は北から寒気が流れ込んでおり、日本海側を中心に気温が下がり始めています。
明日(25日)は寒気の影響で気温の上がり方が鈍く、季節外れの寒さが訪れそう。
札幌では平年の5月の最高気温は17.3度ですが、それにすら届かない見込みです。今月の札幌は5月の平年の気温に届かない日が既に7日ありましたが、明日も届かなければ2002年以来の多さになります。

中旬には10日中5日も

今日の札幌は午前中は気温が高く、午前9時までの最低気温は7月中旬並みの17.0度までしか下がりませんでした。しかし、昼頃に前線が通過したため、前線の北にある寒気が流れ込み、札幌では正午の気温は15.4度と、昼の時点で朝よりも気温が低くなっています。
上空の寒気は明日の朝にかけてさらに強まるため、明日は一日を通して気温があまり上がりません。日本海側やオホーツク海側ではひと月以上前の寒さになる所が多くなりそうです。
札幌では平年の5月の平均最高気温は17.3度ですが、今月はこの気温に届かない日が多くなっています。9日から14日まで6日連続でこの気温に届かず、17日にも再び16.6度と17.3度未満の気温となり、明日の札幌もこの気温に届かなれば今月8日目となりますが、ここまで気温の低い日が多かったのは2002年以来、16年ぶりのことになります。

週後半は蒸し暑く

しかし、今回の低温は一時的なものになりそうで、週の後半には平年よりも気温が高い日が多くなります。水曜日頃からは全道的に雨が降りやすくなるため、かなり蒸し暑く感じる見込みです。
湿度が高いと同じ気温でも熱中症や食中毒の危険が高まります。最高気温が25度くらいでも決して油断せず、週の後半には暑さ対策をしっかり行う必要がありそうです。