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大雨の注意エリアは、今度は西日本と東日本へ。台風6号から変わった温帯低気圧や梅雨前線の影響で、梅雨空の一週間に。特に、週の中頃は梅雨前線が活発化し、西日本や東日本の太平洋側を中心に大雨となるかもしれません。

あすの天気 太平洋側に「元」台風6号進む

あす18日(月)は、台風6号から変わった温帯低気圧が、日本の南を東よりに進むでしょう。このため、西日本や東日本の太平洋側を中心に雨が降り、これらのエリアでは東よりの風が強まる見込みです。西日本は午前中から、東日本は午後を中心に雨で、特に四国や近畿南部、東海では非常に激しい雨や雷雨となる所もありそうです。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、落雷や突風に注意が必要です。

温帯低気圧に変身後も油断大敵!

沖縄に記録的な雨をもたらした台風6号は、きょう17日の昼前に温帯低気圧に変わりました。ただ、台風から温帯低気圧に変わったといっても、構造が変わっただけで勢力は衰えていません。むしろ温帯低気圧に変わったあと、風の強まるエリアや雨域が広がることも少なくありません。油断せずに、大雨や強風、高波に対しての備えをお願いします。

あさって以降の天気 梅雨前線活発化、西日本中心に大雨に注意

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あさって19日(火)は、台風から変わった温帯低気圧の影響で、東日本や東北の太平洋側を中心に雨が残るでしょう。20日(水)になると温帯低気圧は東へ離れますが、今度は梅雨前線が北上し、本州付近に停滞します。前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の活動が活発化する見込みです。このため、21日(木)にかけて、西日本を中心に大雨となるおそれがあります。今後の前線の動向に注意が必要です。22日(金)以降も、東北で晴れ間が届くほかは、曇りや雨で梅雨空が続くでしょう。