今宵 細い月と金星の接近 随一の美しさ

2018/06/16 13:04

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きょう(16日)、沖縄は台風6号の影響で過去に例を見ない程の大雨となっています。土砂災害に厳重に警戒して下さい。一方、本州付近では晴れる所が多く、西の空に沈む「細い月と金星」の饗宴を見ることができるでしょう。 今宵、西の空で「細い月と金星」の饗宴 きょう(16日)の日の入り後から夜にかけて、西の空に月齢3の「細い月」と、それに寄り添う宵の明星「金星」が接近して見えます。今宵の月は「地球照(ちきゅうしょう)」を伴っていて幻想的。数ある月と惑星の接近の中でも随一の美しさとされています。「地球照」とは、三日月の頃に月の影の部分がうっすらと見える現象のことをいいます。太陽の光を地球が反射して、その照り返しを月の夜の部分が受けるため、本来見えない部分もうっすら見ることができます。 日の入り後の西の空を見てみましょう。上の図のように金星と月が縦に並んで、美しい眺めとなります。観察は肉眼でできますが、高度が低めなので、地平線付近が開けている所が良いでしょう。さらに月と金星の上には、金星と接近中のかに座の「プレセペ星団」があって、双眼鏡を使うとこちらも楽しめますよ。(金星とプレセペ星団の最接近は、今月20日頃です。) 本州付近、観測のチャンスあり 北海道は晴れ間のある所が多く、西の空に輝く月と金星を楽しめるでしょう。東北、関東、北陸は雲が多く、星空観測にはあいにくの空模様となりそうですが、甲信地方では曇っている所でも次第に天気が回復するため、チャンスがありそうです。東海、近畿、中国、四国は広く晴れて、観測日和となるでしょう。九州も北部を中心に西の空でにぎやかに輝く細い月と金星の饗宴を楽しむことができそうです。 沖縄は大雨に厳重警戒 一方、台風6号が接近している沖縄では、すでにこれまでに例を見ないような大雨になっている所があります。きょう(16日)夕方にかけて、台風が最も接近する沖縄本島地方では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、高波に厳重に警戒してください。また、大東島地方では、次第に大しけとなる見込みです。奄美地方でも、あす(17日)の昼ごろにかけて局地的に雷を伴い非常に激しい雨が降るおそれがあります。落雷や竜巻などの突風に注意が必要です。風も非常に強く吹いて、海はうねりを伴って大しけとなるでしょう。海岸には決して近づかないようにしましょう。
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