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きょう15日も沖縄付近に発達した雨雲がかかり、断続的に強い雨が降っています。国頭村奥では1時間に49.5ミリの激しい雨を観測しました。また、与那国島ではわずか2日で、平年の6月ひと月分に匹敵する雨が降りました。台風6号の接近に伴い、沖縄ではさらなる大雨に警戒が必要です。

少雨一転、大雨に

沖縄地方は梅雨に入ってひと月以上たっても、雨の少ない状態が続いていましたが、きのう14日からは一転、活発な梅雨前線の影響で断続的に強い雨が降っています。きょう15日も、あちらこちらに発達した雨雲がかかり、国頭村奥では1時間に49.5ミリ、読谷村では1時間に41ミリの激しい雨を観測。国頭村奥の正午までの24時間雨量は200ミリを超えました。また、与那国島では、きょう正午までの48時間雨量が約160ミリに。平年の6月ひと月分に匹敵する雨が、わずか2日で降ったことになります。

台風直撃によりさらなる大雨のおそれ

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きょう15日午前9時には、台湾付近(与那国島の西南西)で台風6号が発生。台風は今後、勢力を維持しながら東よりに進んで、夕方から夜のはじめ頃にかけては石垣島など八重山地方へ、今夜遅くには宮古島地方へ最も接近する見込みです。さらに、あす16日は本島地方に接近するでしょう。16日にかけて沖縄地方では梅雨前線や台風に伴う活発な雨雲がかかり、非常に激しい雨の降る所がありそうです。大雨による災害が発生するおそれがあります。土砂災害や低い土地への浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。