大型の台風5号接近か 影響と注意期間

2018/06/08 16:43

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台風5号は大型に。発達しながら北上し、10日(日)に大東島地方に接近する見込み。台風周辺の湿った空気が流れ込み、本州の南に延びる梅雨前線の活動が活発化。東海や関東を中心に大雨の恐れがあります。 台風5号の進路
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今日(8日)、午前3時に発生した台風5号は午後3時に大型になりました。大型とは風速15メートル以上の半径が500キロメートル以上800キロメートル未満の台風で、影響が広く及ぶ可能性があります。午後3時現在は、台風5号はフィリピンの東の海上を北上中で10日(日)には暴風域を伴いながら大東島に接近する見込みです。その後、予報円の中心を進めば、11日(月)には伊豆諸島や小笠原諸島に接近し、12日(火)にかけて、日本の東の海上を進むでしょう。(※接近とは台風が、その地域の海岸線、県境などから半径300km以内の域内に入ることです。) 影響や注意期間 沖縄の本島地方と大東島地方では9日(土)は次第に風が強まり、海上はしける見込みです。海岸付近には、むやみに近づかないようにしましょう。台風の進路次第では大東島では10日(日)は大荒れの天気となり、海上は大しけとなる恐れもあります。伊豆諸島や小笠原諸島でも10日(日)から11日(月)にかけては次第に雨や風が強まり、海はうねりを伴いしけや大しけとなる恐れがあります。 また、10日(日)から11日(月)にかけては本州の南に延びる梅雨前線に台風周辺の湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発化するでしょう。特に、11日(月)は東海や関東を中心に活発な雨雲がかかり、梅雨入り早々大雨となる恐れがあります。沿岸部を中心に風も強まり、横殴りの雨の所もあるでしょう。12日(火)頃は台風周辺の湿った空気と別の低気圧の影響で、東北や北海道でも雨量が多くなる恐れがあります。 台風の予報円はまだやや大きく、進む速度にも幅があるような状況です。台風の進路によって影響期間も変わってきますので、今後も最新の台風情報にご注意下さい。

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