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今週末以降、台風の卵と梅雨前線の動向に注意。10日(日)から11日(月)は大雨となる恐れがあります。

台風の卵

南シナ海には台風4号があって、ゆっくりと北上しています。今後、中国大陸に上陸し、次第に熱帯低気圧になる見込みです。また、フィリピンの東の海上には熱帯低気圧(上の図の赤点線で囲まれた雲のかたまり)があって、北上しています。この海域の海面水温は高く、熱帯低気圧は今後、台風に発達する予想です。週末以降は、この熱帯擾乱の動きに注意が必要になりそうです。

梅雨前線の活動活発化

7日(木)に、いったん南下した梅雨前線が、週末以降、再び北上し、本州南岸沿いに延びるでしょう。8日(金)は九州や中国、四国は昼ごろから、近畿は夕方から雨や雷雨になりそうです。大気の状態が不安定になるため、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。東海も夜は雨が降りそうです。9日(土)は関東も北部を中心に雨が降りやすくなるでしょう。
10日(日)から11日(月)にかけては、熱帯擾乱周辺の暖かく非常に湿った空気が前線に向かって流れ込み、前線の活動が活発化する可能性があります。関東や東海を中心に発達した雨雲がかかり、大雨となる恐れがあります。沿岸部では風も強まり、横殴りの雨となる所もあるでしょう。最新の気象情報にご注意下さい。