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今日(3日)の北海道は大陸からの暖かい空気が入った影響で各地で気温が上がり、午後3時までに最も気温が高くなった網走地方の網走や斜里では30.2度と真夏日となりました。
しかし、明日(4日)はさらに気温が上がり、記録的な暑さになる所も出てきそうです。

札幌で記録的に早い初真夏日か

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今日の北海道は全道的に気温が高く、午後3時までの最高気温は網走地方の網走と斜里で30.2度と真夏日になりました。また、午後3時までで道内の観測地点の約4割にあたる71地点が25度以上の夏日になるなど、夏本番の暑さになっています。
しかし、明日は上空に入る暖気がさらに強まるため、今日以上に気温が上がる見込みです。東部の内陸では予想最高気温は32度くらいで、今年の道内の最高気温を更新しそうです。
札幌でも今年初めて最高気温30度以上と真夏日となる見込みですが、6月4日に真夏日となれば1879年の統計開始以来、6番目に早い記録となります。

4年前は6月に北海道記録

「まだ6月」と油断することは禁物です。明日の暑さについては、昨日の段階で札幌管区気象台からも情報が発表されており、道内では局地的に33度以上の気温となる恐れがあります。
33度以上の気温は6月の北海道でも数年に一度観測されており、2014年には6月3日に北海道史上最高気温となる37.8度を記録しています。一気に暑さが厳しくなることは十分に考えられる時期です。
まだ体が本格的な暑さに慣れていない時期での厳しい暑さだからこそ、熱中症などへの十分な対策が必要です。
こまめな水分補給はもちろんのこと、汗を多くかいた際の塩分の補給、日中の暑い時間帯を避けて行動する、冷房を利用しての室温調整など、真夏を迎えたつもりで暑さに備えて下さい。