6月は「高温」の可能性へ変更 1か月予報

2018/05/31 18:31

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気象庁が、5月31日に発表した「1か月予報」によりますと、全国的に向こう1か月の気温は高くなりそうです。東日本と西日本では、5月25日発表の「3か月予報」の6月の見通しに比べて、高温の可能性が大きくなりました。 東日本と西日本 見通しが変わりました 気象庁は、31日に「1か月予報」を発表しました。その予報によりますと、全国的に暖かい空気に覆われやすいため、向こう1か月の気温は高いでしょう。東日本と西日本は、5月25日発表の「3か月予報」の6月の見通しに比べ、最新の見解では、暖かい空気が流れ込みやすい予報に変わったため、高温の可能性が大きくなりました。東日本と西日本の1か月の降水量は、平年並みか多い予想なので、気温も湿度も高く、かなり蒸し暑い6月になりそうです。 特に暑いのは? 【6月2日〜8日】北から南まで、気温は平年より高いでしょう。特に、関東甲信から九州南部、奄美にかけては、5日頃からの約1週間は、かなりの高温が予想されており「高温に関する異常天候早期警戒情報」も発表されています。体調管理はもちろん、農作物の管理にも注意が必要です。 天気は、沖縄・奄美は平年と同様に曇りや雨の日が多く、梅雨らしい天気でしょう。西日本と東日本も平年に比べて曇りや雨の日が多く、傘の出番が増えそうです。本格的な雨のシーズンに備えて、お気に入りの傘やレインコートなど、雨グッズを準備しておくのも良いでしょう。北日本は、天気は数日の周期で変わりそうです。 【9日〜15日】気温は、西日本と東日本では、引き続き平年より高い予想です。蒸し暑さが長く続きますので、お弁当など食品の管理にも注意が必要です。北日本や沖縄・奄美は平年並みか高いでしょう。 天気は、全国的に、2日〜8日の週と同じ傾向です。沖縄・奄美や、西日本と東日本は曇りや雨の日が多く、広い範囲で梅雨空が続くでしょう。北日本は、この週も、数日の周期で天気が変わりそうです。 沖縄・奄美 梅雨明けは? 【16日〜29日】気温は、北日本では平年並みですが、東日本や西日本は平年並みか高いでしょう。天気は北日本や東日本、西日本で平年と同様に曇りや雨の日が多くなりそうです。北海道は梅雨がありませんが、この頃には東北でも本格的な雨の季節を迎えるでしょう。 一方、沖縄や奄美では、前線や湿った空気の影響を受けにくく、平年に比べて、曇りや雨の日が少ないでしょう。梅雨明けの平年日は、沖縄では6月23日ごろ、奄美は6月29日ごろですが、今年は平年よりも早く夏本番を迎える可能性があります。沖縄・奄美は、6月後半は気温が高い予想なので、一足早い本格的な夏の暑さが、体にこたえそうです。 なお、詳しい天気や気温は、最新の予報を確認してください。

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