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5月も終わりに近づき、九州から関東もそろそろ梅雨入りの時期が近づいてきました。今年の梅雨時期の天気や気温の傾向など、1か月予報の資料をもとにこの先の天気傾向をまとめました。

週ごとの天気傾向

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【1週目(5月26日〜6月1日)】天気は、北海道や東北は晴れる日もありますが、気圧の谷や上空の寒気の影響で、曇りや雨の降る日もあるでしょう。太平洋高気圧が張り出し、前線が九州の西から関東の南の海上に停滞しやすくなりそうです。関東から九州は曇りや雨の日が増えるでしょう。一方、沖縄や奄美では空梅雨傾向が続きそうです。
気温は、北海道や東北は平年並みですが、関東から九州、沖縄や奄美は平年より高く、蒸し暑いでしょう。熱中症に注意が必要です。
【2週目(6月2日〜8日)】北海道や東北は天気は数日の周期で変わるでしょう。前線は西日本付近ではやや南下し、西日本の南の海上から関東の南岸に停滞しやすくなりそうです。このため、関東から九州の太平洋側では平年より曇りや雨の日が多くなりますが、日本海側は前線の影響を受けにくくなり、天気は数日の周期で変わりそうです。
気温は、北海道や東北、沖縄や奄美では平年並みか高いですが、関東から九州は平年並みの予想です。
【3〜4週目(6月9日〜22日)】天気は、北海道や東北は平年同様に曇りや雨の降る日が多いでしょう。関東から九州は梅雨前線の影響を受けて、平年より曇りや雨の日が多くなりそうです。沖縄や奄美もようやく梅雨空の日が多くなるでしょう。
気温は、北海道から九州は平年並みか高く、沖縄や奄美は平年より高くなりそうです。湿気も多く、蒸し暑い日が多くなるでしょう。食品の管理にお気をつけ下さい。

梅雨入りや降水量は?

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九州南部などでは今週末からぐずついた天気が続き、梅雨入りとなる可能性があります。その後、6月上旬も太平洋側を中心に曇りや雨の日が多くなり、6月中旬には広い範囲でぐずついた天気となる予想です。このため、今年の梅雨入りは例年より大幅に遅れる可能性は低く、平年並みか早くなる可能性もあります。いずれにせよカラッとした晴天は残り少なくなってきました。晴れる日には大きな物の洗濯やクローゼットの空気の入れ替えなどで有効活用して下さい。
向こう1か月の降水量は、北海道や東北は平年並みですが、関東から九州は平年並みか多い予想です。例年、梅雨時は大雨に警戒が必要な時期ですが、今年は例年以上に注意が必要になりそうです。今のうちに家の周りの側溝を掃除して水はけをよくしておくと良いでしょう。