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佐賀県から福岡県にかけての筑紫平野は全国でも有数の小麦や大麦の産地です。黄金色に実った麦はこれから収穫の時季を迎えます。

黄金色の麦畑

写真はきのう(16日)撮影した佐賀県白石町の麦畑の様子です。黄金色に染まった麦畑が一面に広がっています。麦の秋「麦秋(ばくしゅう)」を迎えています。麦秋の「秋」の字には収穫の意味があり、これから梅雨入り前の6月初めにかけて、麦は収穫の時季を迎えます。例年、刈り取りの時季は梅雨のはしりで、天気がぐずつくことが多いため、天気を気にしながら収穫が行われます。この時季に降る雨を「麦雨(ばくう)」と言います。

あす(18日)は麦雨

あす(18日)は前線が対馬海峡から南下してくるため、九州は天気が下り坂に向かうでしょう。あす(18日)は長崎県など早い所では未明から雨が降り始め、そのほかの所も昼ごろからは雨が降りだす所が多い見込みです。大気の状態が不安定になり雷を伴う所があるため、落雷や突風、短時間に降る強い雨にお気をつけ下さい。
あさって(19日)は天気が持ち直し、20日(日曜日)はカラリとした晴天が戻りそうです。今年は例年よりも梅雨入りは早まりそうですので、梅雨入り前の晴天は有効に使いましょう。