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関東甲信や東北を中心に、大気の状態が不安定です。神奈川県では50個以上の落雷があり、山形では5年ぶりに「ひょう」を観測しました。東京では正午の天気は「雷」で、雷日数は、今年2日になりました。

関東甲信 落雷が相次ぐ

10日の関東甲信地方は、あちらこちらで雷雲が発達しています。午前9時以降の落雷個数は、神奈川県で51個、山梨県で48個、千葉県で19個、東京都で5個、長野県で4個、埼玉県で3個となっています。東京は正午の天気が「雷」で、3月1日に雷を観測して以来、今年の「雷日数」はこれで2日になりました。

東北でも 大気の状態が不安定

関東甲信だけでなく、東北でも大気の状態が不安定になっています。山形地方気象台では、直径5ミリの「ひょう」を観測しました。山形で「ひょう」が観測されたのは2013年5月15日以来、5年ぶりのことです。

不安定はいつまで

関東甲信や東北では、「大気の不安定な状態」は、10日の夕方まで続くでしょう。雷雲がいったん遠ざかっても、山沿いを中心に、また発生する恐れがあります。今、晴れていても、夕方までは、突然の雨や落雷、ひょうに、十分な注意が必要です。