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関東地方は今夜(8日)からあす(9日)朝にかけて広く雨。北東の風が吹き、日中も空気は冷たいままでしょう。晴天はいつ戻るのでしょうか?

雨でヒンヤリ

今日(8日)は、本州の南海上に停滞する前線の影響で、関東地方はどんよりとした空模様となっています。冷たい北東の風が吹き、日中もヒンヤリ。東京の午後4時までの最高気温は15度に届きませんでした。
これからあすにかけて、前線上の低気圧が伊豆諸島付近を進むため、夜は広く雨で次第に本降りの雨となるでしょう。あすの朝にかけて広い範囲で雨が続き、雨脚の強まる所もありそうです。あす朝の通勤・通学も雨具が必要になるでしょう。北東からの冷たい風が吹くため、空気はヒンヤリしたままでしょう。最高気温は16度くらいの所が多く、昼間も上着があった方が良さそうです。

晴天はいつ?

10日(木)は晴れ間が戻りますが、上空の寒気の影響で大気の状態はやや不安定に。所々でにわか雨があるでしょう。最高気温は20度くらいまで上がって、ヒンヤリした状態は解消しそうです。11日(金)と12日(土)は大体晴れるでしょう。気温も上がり、特に12日(土)は25度以上の夏日に。汗ばむ陽気が戻ってきそうです。
ただ、晴天は長続きしません。13日(日)はまた雲に覆われ、14日(月)は広く雨で、ザーザー降りになる所もあるでしょう。

今年は五月晴れ少ない?

5月といえば、清々しい五月晴れをイメージする方も多いでしょう。ただ、長期予報の資料によりますと、今年は平年より晴れる日が少ない予想です。5月下旬も低気圧や前線の影響を受けやすく、曇りや雨の日が多くなりそうです。6月は例年より太平洋高気圧が北に張りだすため、前線が本州付近で停滞しやすい予想。このため、関東甲信は梅雨空が多く、雨量も多くなる見込みです。
昨日は奄美で、今日は沖縄で梅雨入りとなりました。関東甲信の平年の梅雨入りは6月8日ごろとまだひと月先です。今年は梅雨入り前から曇りや雨の天気が増えるのか、早い梅雨入りとなるのかまだ分かりませんが、いずれにせよ清々しい五月晴れはいつもの年より少なめとなりそうです。