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今日(29日)、札幌管区気象台が桜(ソメイヨシノ)の満開を発表しました。
平年より8日早く、昨年(2017年)より4日早い観測です。札幌で4月中に桜が満開を迎えるのは珍しく、1953年の統計開始以降で、史上5番目に早い満開となりました。

一番早い記録は4月25日

今日の札幌は午後3時までの最高気温が21.3度と6月中旬並みの陽気となりました。この暖かさに誘われ、札幌管区気象台のソメイヨシノが今日午後、平年より8日も早く満開を迎えました。(満開とは花芽の約80パーセントが開花した状態のこと)
札幌で桜の満開が4月中に観測されるのは珍しく、1953年の統計開始以来、今回で6回目。最も早い満開の記録は2008年と2002年の4月25日。次に早い記録は2015年と1998年に観測した4月26日でした。今年はこれらに次ぐ早い満開となり、統計史上5番目に早い満開となります。

お花見は早めに!

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今まさに見頃を迎えている札幌の桜ですが、見に行くなら早めに行く必要がありそうです。
明日(30日)は日中は晴れて気温も今日以上に上がり、お花見には良い日和となります。夜遅くには雨が降るため、帰りが遅くなる方は雨具の準備をした方が良いでしょう。
明後日(1日)も一時的に雨が降りますが、日中には天気が回復し、お花見日和が続く見込みです。
しかし、その後は天気が崩れ、数日の間は雨が降りやすくなります。時折風も強まるため、ゆっくりお花見をするのは難しい天気になりそうです。
平年なら連休終盤や連休明けにお花見シーズンが来る札幌ですが、今年は記録的に早く桜が見頃を迎えたため、いつも通りのスケジュールでは、桜が待ってくれないかもしれません。