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九州は寒冷前線の南下に伴い、南から暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定になっています。九州北部はこれからきょう(11日)夕方にかけて、発達した積乱雲の下では局地的に雷を伴った強い雨が降り、突風が吹くおそれがあります。天気の急変にご注意ください。

九州北部 天気の急変に注意

きょう(11日)午前9時の天気図では、寒冷前線が対馬海峡付近を南下しています。この寒冷前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、九州は大気の状態が不安定になっています。
寒冷前線はきょう(11日)昼過ぎから夕方にかけて、九州北部を通過する見込みです。発達した積乱雲の下では局地的に雷を伴った強い雨が降り、突風が吹くおそれがあります。大分県中津市耶馬溪の土砂崩れ現場もきょう夕方にかけて一時的に雨脚が強まるおそれがあります。

週末はまとまった雨に

あす(12日)から13日(金曜日)の九州はおおむね晴れの天気が続く見込みです。14日(土曜日)から15日(日曜日)は日本海を発達しながら進む低気圧から延びる寒冷前線が九州を南下するでしょう。このため、14日(土曜日)午後から15日(日曜日)の午前中にかけて九州は各地で雨となり、まとまった雨が降る見込みです。また、南寄りの風が強まり、荒れた天気となるおそれがあります。週末は雨の降り方と合わせて、強風にも注意が必要です。